自分を変えられる人と、変えられない人の違いは、「なにを変えたらいいのか知っているか知らないか」の違いです。なにを変えたら良いのかを細かく分けていくことで、確実に自分を変えていけます。
自分を変える内容
ここでは、自分を変える4つの内容をまとめていきます。
①心の状態(感情)
・リラックスが全ての始まり
・緊張感の緩和
・心と体を休める
・心の平穏さを手に入れる
・心の状態を改善する
・身体及び心の不調を改善する
・体と心を切り離す
・自分の中の主観と客観を理解する
心の奥底を知るというのは水の奥深くにあるものを見ることと同じです。水面が波立っていては底まで見通すことはできません。だから、どのような時も心の平穏さを手に入れることが第一になります。
②考え方(思考の癖)
・自分に向き合う
・問題と向き合う
・内側の言葉の自覚、改善
・思考の癖を自覚、改善
・態度行動の癖を自覚、改善
・考え方のプロセスの自覚、改善
・評価の仕方(比較の仕方)の自覚、改善
・出来事の再解釈
・問題の原因の的確な特定
心の状態というのは、比較的簡単に改善できます。例えば、楽しい場所に行く、趣味に没頭するなどです。しかし、一時的に心の状態を改善しても、もともとの考え方の癖を変えないと、心の状態を根本から改善することはできません。
③態度(立ち居振る舞い、姿勢)
・姿勢
・声(声の大きさ、テンポ、抑揚)
・言葉遣い
・表情
・習慣
・話し方の癖
・コミュニケーションの取り方
・人に対する相槌や反応の仕方
・出来事に対する反応の仕方
心の状態が改善し、考え方が変わると、話す声から態度まで変わってきます。
④環境(生活環境、見た目)
・服装、見た目
・職場 ※対人関係以外の部分
・住環境
・対人関係(友達、パートナー、家族、利害関係人)
・変えられるものを変える努力をする
・変えられないものを受け入れていく
・変えられるものと変えられないものを見分ける知恵を養う
態度が変わることで、周りにいる人たちに影響を与え、環境自体が変わっていくということがあります。それに加えて、自ら変えられる部分は積極的に変えて行きます。
⑤運命・現実
・結果
運命は結果論です。自分を変えるための努力をすれば、必ず運命が変わり、現実が変わっていきます。
◇ 瞑想によって自分を変える
ここまでの話をまとめますと、問題を解決し、現実を変えるためには自分を変えていくしかありません。では、自分を変えるとは何かといえば、「心の状態」「考え方」「態度」「環境」のどれか、あるいはそれらの全てを変えることでした。そして、その具体的な方法こそが、「瞑想」なのです。瞑想によって、心と身体のリラックス状態を作り、心の状態を改善してから、自分を変えるために必要な残り8つの能力「忍耐力・集中力」「観察力・分析力」「想像力・創造力」「意志力・達成力」を身につけていきます。
一般的な瞑想というのは瞑想の持つ恩恵のごく小さな一面しか取り上げていません。それは「リラックスをする」という一面です。しかし、瞑想にはそれ以外にもここで挙げた9つ全ての能力を向上させるという大きな恩恵があります。先に、『パナシーア瞑想の4つの目的と効果』というところで瞑想のたくさんの目的を書きましたが、それらの全ては自分を変えることでしか得られない恩恵です。
ここまで、たくさんの話しがあり、「自分を変えること」がとても難しいことのように思っているかもしれませんが、大丈夫です。パナシーア瞑想のカリキュラムに沿ったステップを一つ一つこなしていけば、必ず結果は得られます。
それも、きっと、あなたが思っているよりも早い期間でよい結果が得られるはずです。
まとめ&ワーク
悩みや問題の解決にはたった一つしかレシピがありません。レシピ通りに行えば、必ず問題は解決できるよ。
ワーク
変えたい自分の要素を細かく考えてみよう!
あなたの悩み問題を解決するためには、自分のどんな要素を変えていけばよいでしょうか。
大きなものを変えようと思っても挫折してしまいますが、小さなものなら誰にだって変えられます。そして、それを変えればやがては自然に大きく変わっているものです。
ワークの提出
ワークは下記フォームから提出していただけます。
頂いた内容には基本的にお答えしませんが、どのように取り組まれているかをこちらで拝見させていただきます。
こういう講義は独りで向き合わなければならないため、どうしても学習効率が下がります。
そこで、このような課題の提出を通して、
ご自分の学習のモチベーションアップにつなげて頂ければと思います。
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