【テキスト講義第7回】パナシーア瞑想の4つの目的と効果一覧

◇ パナシーア瞑想の4つの目的と効果一覧

上記では瞑想によっての獲得できる9つの能力のお話をしました。しかし、私たちは瞑想をして能力を高めること自体が本来の目的ではありません。瞑想によって能力を高めることで人生のあらゆる目的を達成することを目指しています。ここでは瞑想で達成できる4つの目的と具体的な効果の例を見ていきましょう。

・①「問題解決(心と身体の健康)」

心身の健康は人生において一番の問題です。瞑想は精神的な部分と肉体的な部分両方の健康問題の改善に優れた力を発揮します。

【健康(身体)】いつでもリラックスできる、ストレスが解消できる、上手く脱力できるようになる、疲れにくくなる、健康的な生活ができる、身体の痛みが和らぐ、寝つきが良くなる、身体が強くなる、便秘が改善する、倦怠感がなくなる、身体が癒され病の治療効果が増す、病気を予防できる、

【健康(心)】心が強くなる、ストレスに強くなる、短気や怒りの感情が抑えられる、安心感を得られる、不安がなくなる、孤独感がなくなる、心が安定する、心が穏やかになる、気持ちがポジティブになる、衝動的な行動がなくなる、頭の中のモヤモヤがクリアになる、ネガティブな思考の癖がなくなる、性格を変えられる、

【その他】精神障害が改善される、睡眠障害の改善、過食や拒食が改善する、うつや躁うつの改善、産後うつの改善、統合失調症の改善、自律神経失調症の改善、原因不明の動悸の改善、あらゆる恐怖症の改善、依存症の改善、過去のトラウマを解消できる、   嫌な考えや想像ばかりが頭に浮かぶのを改善する、いじめからの挫折を克服できる、毒親からの束縛の解放、心がゆれなくなる、etc.

・②「問題解決(健康以外)」

日常生活の中では、対人関係の問題や仕事の問題、家族の問題、お金の問題、将来の問題など、様々な問題に直面します。それは私たちだけが直面しているわけではありません。場所や時代を問わずだれでもが何かしらの問題を抱えて生きています。そして、昔から困難を突破してきた偉人たちは瞑想によって道を切り開いてきました。

【対人関係】人の目が気にならなくなる、人の評価を気にしなくなる、人前で緊張しなくなる、人に心を開けるようになる、自分の意見を言えるようになる、周りの人と合わせられるようになる、周りの人から認められるようになる、話の信頼感が上がる、人がついてくるようになる、気が利くようになる、人の気持ちによく気づくようになる、交渉が上手くなる、

【仕事・学習】勉強の効率が上がる、学習や仕事の成績が上がる、試験を突破する総合的な能力が身につく、仕事が長く続くようになる、起業に必要な人間力が身につく、会社の対人関係が上手くいくようになる、自分の適職を知ることができる、

【恋愛・結婚】パートナーとの関係が上手くいくようになる、結婚生活が豊かになる、素敵な人との出逢いが増える、恋愛が長続きするようになる、夫婦間のストレスが減る、離婚や別れが上手くいく、「ダメな人ばかり好きになる」がなくなる、

【家族・友人】家族や友人との関係が良くなる、家族や友人に信頼される、人との距離の取り方が上手くなる、友だちや仲間が増える、障害となる縁を断ち切れる、

【生活】充実した生活を送れる、退屈な日常が幸せに変わる、「全てが上手くいかない」から解放される、趣味が見つかりやすくなる、興味の対象が増える、

【その他】 大切な人との別れの悲しみが乗り越えられる、大切なペットを失った悲しみを乗り越えられる、自分の死や身近な人の死を受け入れられる、死と立ち向かう勇気が持てる、重い病に立ち向かう勇気が持てる、病を受け入れられる、引きこもりを改善する、婚約破棄や失敗の辛さを乗り越える、性的な被害の心の傷を乗り越える、「死にたい」衝動を解消する、子育てのストレスを改善する、子供の成長に瞑想を活かす、なかなか人に相談できない芸能界や各界で活躍する方の心のセルフケア、etc.

・③「自己成長」

人の欲求には段階があり、健康問題や生活の問題が改善されると、自分らしさや生きがいを探し始めます(※詳しくは後述の『パナシーア瞑想の欲求段階説』をご覧ください)。瞑想は人間を最大限に成長させてくれます。

【自己成長】自己コントロール能力が増す、感情がコントロールできるようになる、謙虚さが増す、人を認めることができるようになる、人間的な魅力が増す、運動能力が上がる、迷いを晴らし決断できる、死を穏やかに迎えられる、

【目標達成】成績向上、試験合格、お店の売り上げアップ、課題達成(会社の企画、文章を書くなど)、営業成績アップ、アイデアが生まれる、チャンスを逃さなくなる、

【その他】自信が身につく、自尊心が高まる、人生に充実感を持てる、趣味や習い事の成果が上がる、経済的・精神的な自立ができるようになる、生まれてきてよかったと思えるようになる、etc.

・④「瞑想の技法を学ぶ(仕事や趣味として)」

瞑想を学ぶ目的は人それぞれですので、なかには自分の問題解決のためではなく、人のために学びたいという方や趣味として学びたいという方もいます。瞑想はどのような分野においても親和性が高いので、例えば、ヨガ、ゴルフ、カウンセリング、格闘技、芸能関係、など、人を教えたりサポートしたりする仕事をしている方にも瞑想は役に立ちます。

教室やサークルの指導スキルが増える、クライアントのカウンセリングや治療の効果が増す、瞑想に詳しくなる、心の問題に詳しくなる、同じ目的を持つ仲間が増える、普段はあまり話せない内容も話せる仲間ができる、瞑想のメリットの全てを得ることができる、etc.

≪ポイント≫

瞑想は能力を高めることと同時に、心身のバランスをとることができます。そのため、強く出すぎる性質は抑え、弱い性質を高めることができます。

瞑想によってなぜ様々な目的を達成することができるのか

以上見てきたように、瞑想の目的は大きく4つに分けられます(分類の仕方は様々にあります)。瞑想によって能力を高めていくことで、目的達成はもちろん、それ以外の副次的効果も数多く得ることができます。

・瞑想によってなぜ様々な目的を達成することができるのか

最後に、瞑想によってなぜそのような様々な目的を達成することができるのかについてお話しします。

それは少し話が戻ってしまうことでもありますが、結論としては「9つの基本的な能力を向上させることによって様々な目的が達成できる」と言えます。ここで少し、自分が求めている目的をすでに達成している人を見てみてください。そして、その人たちがなぜその目的を達成することができたのかを考えてみてください。そうしたらきっと、その人は9つの能力のうちのどれかに、あるいは複数の能力に秀でていることに気づくでしょう。

目的の達成というのは、人間の持つこれらの能力を駆使した対価として与えられます。 つまり、9つの能力を駆使しないことには目的達成はできないのです。逆に言えば、9つの能力を伸ばすことによって、目的達成をすることができるといえます。

  

まとめ&ワーク

人それぞれ様々な目的に合わせて瞑想は効果がありますよ。

ワーク

瞑想をする具体的な目標を確認し、必ず書き出しておきましょう!

前回のワークとは前後しますが、今回は、あなたが瞑想する目的をしっかりと確認し、必ず書き出しておきましょう。

瞑想用のノートを作ったり、テキストに書き込んだり、お持ちの方は下記の瞑想日記に書きこんでいただいても良いでしょう。

ワークの提出

ワークは下記フォームから提出していただけます。
頂いた内容には基本的にお答えしませんが、どのように取り組まれているかをこちらで拝見させていただきます。

こういう講義は独りで向き合わなければならないため、どうしても学習効率が下がります。

そこで、このような課題の提出を通して、
ご自分の学習のモチベーションアップにつなげて頂ければと思います。

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