心と身体の苦しみを取り除く【瞑想8週間プログラム:第15回目】 今回のテーマは「心から理解する」です。知っていることと心から理解できていることは大きく違います。そして、「知っている」という思い込みから、私たちは多くの成長の機会を逃しています。自分が「知っている」と思うことと「心から理解している」ことをしっかりと見極めていきましょう。
youtube音声ガイダンス
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という方がいらっしゃいましたら、
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第15回目「心から理解する」書き起こし
心と身体の苦しみを取り除く瞑想8週間プログラム
第15回目
今回のテーマは『心から理解する』です。
瞑想の準備はできていますか?
姿勢を調え、呼吸を整え、心を整えていきましょう。
まずは姿勢です。
姿勢のポイントで気をつける点はどんなところか言えますか?
いつもガイダンスで行っていると、意外と自分でやろうと思ってもできなかったりするものです。
それは例えば、車を運転する人がいつもナビを使っていると、いつまでたっても自分では道順を覚えられないようなものです。
私たちは、自分一人でやらなければならないという状況になった時、本当の力を発揮します。
このガイダンスは補助輪のようなものですから、ガイダンスがなくても正しい瞑想が行えるように、少しずつ訓練していきましょう。
さぁ、いつもガイダンスでお伝えしているやり方に従って姿勢を整えてください。
少し時間をお取りします。
もし、瞑想をはじめる前の調え方がわからない方がいたら、「瞑想の基本訓練」という動画を参考に練習してください。
今度は呼吸を整えていきましょう。
また少しお時間を取りします。
最後に心を整えていきましょう。
心を整えるというのは、
五感の感覚に意識を向け、
今の心の状態を確認することです。
少しお時間をお取りします。
さぁ、それでは今回のテーマに入っていきましょう。
呼吸に気付き続けてください。
呼吸に気づきながら、
このガイダンスも聞き続けてください。
集中力を途切れさせずに、
呼吸に気づき続け、
ガイダンスを聞き続けてください。
さて、よく聞くこんな話があります。
あなたがもし、
真夏に山で遭難したとしましょう。
いつ助けが来るかは分かりません。
暑さで喉が渇き、
あなたは水を飲みたいと思いますが、
リュックの中にあるのは、
500mlのペットボトルに
ちょうど半分くらいの量の水だけです。
この時あなたは、
「もうこれだけしかない」と思うか
「まだこんなにある」と思うか、
どちらでしょうか?
この話はよく、
物事の良い面を見るか、
悪い面を見るかという話の例として使われます。
こういう話を聞くと、
「もちろん『まだこんなにある』と思う方が良いに決まっている』
と思うものですが、
では実際に、
そのことを自分の人生でどこまで腑に落とせているでしょうか。
自分の現実として振り返った時、
「良い」と思うことを行えているでしょうか。
私たちはよく、
「良いとは分かっているんだけど」ということを言います。
しかしそれは、本当に「良い」とわかっているわけではありません。
「早起きした方が良い」と分かっていながら、
やっぱり自分にとっては、寝ている方「より良い」のです。
「食べ過ぎない方が良い」とわかっていながら
やっぱり自分にとっては、好きなものを食べる方が「より良い」のです。
「お酒を飲んではだめだ」「タバコを吸ってはダメ」
と思っていながら、やっぱり自分にとっては、
お酒を飲み、タバコを吸う方が「より良い」のです。
つまり私たちが良いと思ことを行動できない時、
それは、心の奥では本当には理解していないのです。
呼吸に気づき続けてください。
これは勉強の時間ではなく、
瞑想の時間です。
こうして話を聞きながら、
呼吸に気づき、
そして、このガイダンスを聞き、
心がどのような反応を起こすのか、
その心の感覚も同時に観察していってください。
さあそれでは最初の話に戻りましょう。
半分の水の話が、
どこまで自分の人生に腑に落とせているのか
しかし振り返ってみましょう。
こんな話があります。
ある夫婦のお話です。
女性が旦那さんの誕生日に、
2本のネクタイをプレゼントしました。
旦那さんは喜んで、
早速その場で、
1本のネクタイをつけて見せました。
その女性は言いました。
「もう1本は気に入らなかったのね」
こういうことは、
気づかないうちにやってしまっている人もいるのではないでしょうか。
例えば、彼氏や旦那さんに料理を作ってあげて、
「今日はとても美味しいよ」と褒めてくれたのに、
「今日はってなに?いつもはまずいってこと?」と不快な気持ちになったり、
学校や会社で「今日はすごい頑張ってたね」と言われたら、
いつもは頑張っていないと責められているように感じたり、
なにか作品を作っていたり、SNSに投稿している時に、「今回のすごい良かったよ」と言われたら、
いつもはつまらないと言われているように感じたり、
そんなことはないでしょうか?
私たちの目の前にあるどんなことにも、
半分の水の教えが生きてきます。
ネガティブな面に意識を向ければ愚痴になり、
ポジティブな面に意識を向ければ感謝となります。
目の前にあるすべてのもの、
彼氏や旦那さんのこと、彼女や奥さんのこと、会社のこと、友達のこと、
家族のこと、環境のこと、生まれのこと、苦難のこと、喜びのこと、
それらをどう受け止めるのか、
愚痴で受け止めるのか
感謝で受け止めるのか、
それは私たちの心が決めることです。
褒められることよりも、
自分に対する非難や悪口に敏感になっていないでしょうか?
人生を振り返り考えてみると、
どんな人であっても、
批難されるよりも
褒められる部分のほうが多いものです。
だけど、自分に対する褒め言葉は無視して、
自分に対する非難の言葉ばかりを受け止めて、
自分を責めるようなことはしていないでしょうか?
電車が遅れた時はどうでしょうか?
車を運転する人は、いつもの道が工事渋滞していた時はどうでしょうか?
「怒られる」「自分の評価が下がる」「迷惑をかけてしまう」
「なんでこんな時に」そうやって、ネガティブな側面にばかり意識を向けていませんか?
そのような時だって、現実は変えられなくても、
愚痴を言うのか感謝をするのか、
心の態度を選ぶことはできます。
誰かに丁寧に接したのに、
無礼な対応をされた時はどうでしょうか?
「なんだこいつは」と思うこともできれば、
その人を見て、「挨拶を大切にできる自分」を育ててくれた親に感謝を向けることもできるでしょう。
良い事をしてもらったことよりも、嫌なことをされたことのほうを良く覚えているというのも同じことです。
感謝よりも愚痴に生きていることにほかなりません。
また、自分が迷惑をかけたことは忘れているのだとしたらそれも同じことです。
してもらったことよりも
してあげたことばかり覚えていませんか?
ある人は、家族のために自分を犠牲にして、
私は自分の人生を生きて来れなかったといいます。
しかしよくよく話を聞くと、
住む家もあり、車もあり、
毎日の食事も不自由なくできます。
そして気分転換にと、
好きな習い事をして、
高いお金を払って、
カウンセラーに相談に行き、
こう話します。
「私は与えるばかりで、何も与えられていません」
さあ、半分の水の話し、
あなたはどこまで腑に落とせていましたか?
ここで知っていただきたいのは、
言葉を知っていてもなんの意味もないということです。
だからもし、問題が解決できなかったり、いつまでたっても目標が達成できなかったり、理想の人生が送れていないのだとしたら、自分はただ言葉を知っているだけで、本当にやるべきことをまだ知らないのだと理解してください。
そして、自分に対して振り返ってみてください。
自分の
能力の足りなさばかり
環境の悪さばかり
身体の不調ばかり
心の不調ばかり
に囚われて、
足りないものを嘆き、
今あるものへの感謝を忘れていませんか?
自分の良い面を誉めず、受け入れず、
自分のダメな部分、情けなさばかりを見つめて生きている
もし、そんな癖があるのだとしたら、
ここから変えていきましょう。
気づきこそが変化への第一歩です。
あなたが、本当に、
心から物事を腑に落とせるようになった時、
どんなことでも必ず変えていくことができます。
さあ、それでは、瞑想を終えていきましょう。
ここで一つ決意をしてください。
今日この日から、
これまでよりたった一つでいいですから、
物事の良い側面を多く見るようにしようと強く思ってください。
あなたがどう思おうと現実は変わりません。
しかし、あなたがどう思うかで
あなたの人生の豊かさは確実に変わります。
私は今日から、
物事のポジティブな面を多く見るようにしようと決意し終わったら、
意識を今座っている場所に戻します。
まだ目は閉じておいてください。
大きな深呼吸を2、3回しましょう。
力強く大きな深呼吸です。
リラックスしてください。
今日もあなたは最高に素晴らしい。
自信を持ってください。
あなたはやる気になれば、
これからだって、何だってできるのですから。
最後まで呼吸の意識を保ち、
呼吸に気づきながら、
目を開けていきましょう。
お疲れ様でした。
第15回
心と身体の苦しみを取り除く瞑想8週間プログラム
第17回目
今回のテーマは『心から理解する』です。
さあ、それでは、
瞑想の準備はできていますか?
姿勢を調え、呼吸を整え、心を整えていきましょう。
まずは姿勢です。
姿勢のポイントで気をつける点はなにか言えますか?
いつもガイダンスで行っていると、意外と自分でやろうと思ってもできなかったりするものです。
それは例えば、車を運転する人がいつもナビを使っていると、いつまでたっても自分では道順を覚えられないようなものです。
私たちは、自分一人でやらなければならないという状況になった時、本当の力を発揮します。
このガイダンスは補助輪のようなものですから、ガイダンスがなくても正しい瞑想が行えるように、少しずつ訓練していきましょう。
さぁ、いつもガイダンスでお伝えしているやり方に従って姿勢を整えてください。
少しは時間をお取りします。
今度は呼吸を整えていきましょう。
少しお時間を取りします。
最後に心を整えていきましょう。
心を整えるというのは、
五感の感覚に意識を向け、
今の心の状態を確認することです。
少しお時間をお取りします。
さぁ、それでは今回のテーマに入っていきましょう。
呼吸に気付き続けてください。
呼吸に気づきながら、
このガイダンスも聞き続けてください。
集中力を途切れさせずに、
呼吸に気づき続け、
ガイダンスを聞き続けてください。
さて、よく聞くこんな話があります。
あなたがもし、
真夏に山で遭難したとしましょう。
いつ助けが来るかは分かりません。
暑さで喉が渇き、
あなたは水を飲みたいと思いますが、
リュックの中にあるのは、
500mlのペットボトルに
ちょうど半分くらいの量の水です。
この時あなたは、
「もうこれだけしかない」と思うか
「まだこんなにある」と思うか、
どちらでしょうか?
この話はよく、
物事の良い面を見るか、
悪い面を見るかという話の例として使われます。
こういう話を聞くと、
「もちろん『まだこんなにある』と思う方が良いに決まっている』
と思うものですが、
では実際に、
そのことを自分の人生でどこまで腑に落とせているでしょうか。
自分の現実として振り返った時、
「良い」と思うことを行えているでしょうか。
私たちはよく、
「良いとは分かっているんだけど」ということを言います。
しかしそれは、本当に「良い」とわかっているわけではありません。
「早起きした方が良い」と分かっていながら、
やっぱり自分にとっては、寝ている方「より良い」のです。
「食べ過ぎない方が良い」とわかっていながら
やっぱり自分にとっては、好きなものを食べる方が「より良い」のです。
「お酒を飲んではだめだ」「タバコを吸ってはダメ」
と思っていながら、やっぱり自分にとっては、
お酒を飲み、タバコを吸う方が「より良い」のです。
つまり私たちが良いと思ことを行動できない時、
それは、心の奥では本当には理解していないのです。
呼吸に気づき続けてください。
これは勉強の時間ではなく、
瞑想の時間です。
こうして話を聞きながら、
呼吸に気づき、
そして、このガイダンスを聞き、
心がどのような反応を起こすのか、
その心の感覚も同時に観察していってください。
さあそれでは最初の話に戻りましょう。
半分の水の話が、
どこまで自分の人生に腑に渡せているのか
しかし振り返ってみましょう。
こんな話があります。
ある夫婦のお話です。
女性が旦那さんの誕生日に、
2本のネクタイをプレゼントしました。
旦那さんは喜んで、
早速その場で、
1本のネクタイをつけて見せました。
その女性は言いました。
「もう1本は気に入らなかったのね」
こういうことは、
気づかないうちにやってしまっている人もいるのではないでしょうか。
例えば、彼氏や旦那さんに料理を作ってあげて、
「今日はとても美味しいよ」と褒めてくれたのに、
「今日はってなに?いつもはまずいってこと?」と不快な気持ちになったり、
学校や会社で「今日はすごい頑張ってたね」と言われたら、
いつもは頑張っていないと責められているように感じたり、
なにか作品を作っていたり、SNSに投稿している時に、「今回のすごい良かったよ」と言われたら、
いつもはつまらないと言われているように感じたり、
そんなことはないでしょうか?
私たちの目の前にあるどんなことにも、
半分の水の教えが生きてきます。
ネガティブな面に意識を向ければ愚痴になり、
ポジティブな面に意識を向ければ感謝となります。
目の前にあるすべてのもの、
彼氏や旦那さんのこと、彼女は奥さんのこと、会社のこと、友達のこと、
家族のこと、環境のこと、生まれのこと、苦難のこと、
それらをどう受け止めるのか、
愚痴で受け止めるのか
感謝で受け止めるのか、
それは私たちの心が決めることです。
褒められることよりも、
自分に対する非難や悪口に敏感になっていないでしょうか?
人生を振り返り考えてみると、
どんな人であっても、
批難されるよりも
褒められることの方が多いものです。
だけど、自分に対する褒め言葉は無視して、
自分に対する非難の言葉ばかりを受け止めて、
自分を責めるようなことはしていないでしょうか?
電車が遅れた時はどうでしょうか?
車を運転する人は、いつもの道が工事渋滞していた時はどうでしょうか?
「怒られる」「自分の評価が下がる」「迷惑をかけてしまう」
「なんでこんな時に」そうやって、ネガティブな側面にばかり意識を向けていませんか?
そのような時だって、現実は変えられなくても、
愚痴を言うのか感謝をするのか、
心の態度を選ぶことはできます。
誰かに丁寧に接したのに、
無礼な対応をされた時はどうでしょうか?
「なんだこいつは」と思うこともできれば、
その人を見て、「挨拶を大切にできる自分を育ててくれた親に感謝を向けることもできるでしょう。
良い事をしてもらったことよりも、嫌なことをされたことのほうを良く覚えているというのも同じことです。
感謝よりも愚痴に生きていることにほかなりません。
また、自分が迷惑をかけたことは忘れているのだとしたらそれも同じことです。
してもらったことよりも
してあげたことばかり覚えていませんか?
ある人は、家族のために自分を犠牲にして、
私は自分の人生を生きて来れなかったといいます。
しかしよくよく話を聞くと、
住む家もあり、車もあり、
毎日の食事も不自由なくできます。
そして気分転換にと、
好きな習い事をして、
高いお金を払って、
カウンセラーに相談に行き、
話します。
「私は与えるばかりで、何も与えられていません」
さあ、半分の水の話し、
あなたはどこまで腑に落とせていましたか?
ここで知っていただきたいのは、
言葉を知っていてもなんの意味もないということです。
だからもし、問題が解決できなかったり、いつまでたっても目標が達成できなかったり、理想の人生が送れていないのだとしたら、自分はただ言葉を知っているだけで、本当にやるべきことをまだ知らないのだと理解してください。
そして、自分に対して振り返ってみてください。
自分の
能力の足りなさばかり
環境の悪さばかり
身体の不調ばかり
心の不調ばかり
に囚われて、
足りないものを嘆き、
今あるものへの感謝を忘れていませんか?
分の良い面を誉めず、受け入れず、
自分のダメな部分、情けなさばかりを見つめて生きている
もし、そんな癖があるのだとしたら、
ここから変えていきましょう。
気づきこそが変化への第一歩です。
あなたが、本当に、
心から物事を腑に落とせるようになった時、
どんなことでも必ず変えていくことができます。
さあ、それでは、瞑想を終えていきましょう。
ここで一つ決意をしてください。
今日この日から、
これまでよりたった一つでいいですから、
物事の良い側面を多く見るようにしようと強く思ってください。
あなたがどう思おうと現実は変わりません。
しかし、あなたがどう思うかで
あなたの人生の豊かさは確実に変わります。
私は今日から、
物事のポジティブな面を多く見るようにしようと決意し終わったら、
意識を今座っている場所に戻します。
まだ目は閉じておいてください。
大きな深呼吸を2、3回しましょう。
力強く大きな深呼吸です。
リラックスしてください。
今日もあなたは最高に素晴らしい。
自信を持ってください。
あなたはやる気になれば、
これからだって、何だってできるのですから。
最後まで呼吸の意識を保ち、
呼吸に気づきながら、
目を開けていきましょう。
お疲れ様でした。
※書き起こしのため、誤字等はご容赦ください。
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